ライフデザイン・カバヤで働きたい――そう思った理由とは?諦めずに手に入れた自分の居場所
written by ダシマス編集部
1972年に創業して以来、地元岡山から広がる販売エリアに住む人々の暮らしを守り続けてきたライフデザイン・カバヤ株式会社(以下:ライフデザイン・カバヤ)。新築住宅を主力としながら、リフォームや非住宅のゼネコン部門まで事業を拡大。さらに、CLT(直交集成板)を活用した建築に日本国内でいち早く取り組み、東南アジアでの木造建築の普及にも挑戦するなど、地域密着型から世界規模まで幅広く活動を展開しています。
今回は、リフォーム事業部工務課にて課長を務める山岡達也(やまおか たつや)さんに取材。実は山岡さんは新卒でライフデザイン・カバヤに入社を希望するも叶わず、3年後に再チャレンジして入社したそうです。
山岡さんはどんな思いでライフデザイン・カバヤに入社したのか、そして実際に働きどのようなことを感じたのか。率直な思いを語っていただきました。
リフォーム事業部工務課課長 山岡 達也(やまおか たつや)さん
岡山県岡山市出身。地元のゼネコン会社で現場監督経験の後、ライフデザイン・カバヤに 2013年7月入社。現在は中間管理職として会社が目指している方向に進むべく、若手の意見も取り入れながら日々精進している。
悔しさをバネに再チャレンジし、ライフデザイン・カバヤに入社
――まず、山岡さんの自己紹介からお願いします。
ライフデザイン・カバヤに中途入社し、現在11年目です。専門学校卒業後、20歳でライフデザイン・カバヤの新卒採用試験を受けましたが、実はその時は落ちてしまって。その後、地元のゼネコンで3年働いた後、再びライフデザイン・カバヤの門を叩き、入社しました。
入社時は「新築住宅の施工管理・現場管理がしたい」という希望は叶わず、リフォーム事業部に配属されましたが、5年半後に念願の新築住宅の現場監督として工事部に異動。その後、特建事業部(非住宅のゼネコン部門)の立ち上げに伴い再度異動し、ここで3年間現場監督を務めました。この間、高知県で隈研吾さん設計のCLT(直交集成板)施設の建築工事に携われたので、かなり貴重な経験を積むことができました。現在は再びリフォーム事業部に戻り、工務課の責任者を務めています。
――再チャレンジするほど、ライフデザイン・カバヤにこだわったのはなぜだったのでしょうか。
僕が選考に落ちた2年後、大学に進学した高校や専門学校の同級生3人が入社したんです。それを聞いて悔しさを感じました。なぜ友達は受かって自分は落ちたのか、学歴の差なのか、本当に実力不足だったのか、確認したいという思いが強くあって。
さらに、入社した同級生たちから「すごく楽しい」「社風が良い」という話も聞かされ、なおさら、もう一度挑戦したいと思いました。
社員の真剣な思いを受け止め、挑戦を後押ししてくれる会社
――実際に入社してみて、ライフデザイン・カバヤはどんな会社だと感じていますか。
挑戦を後押ししてくれる会社です。
日本カバヤ・オハヨーホールディングスグループの経営方針の中にも「失敗を恐れずに挑戦し、強靭な企業体質になる」とあるように、挑戦した結果の失敗は非難されません。それが皆の糧となって、会社がより強くなっていくという考え方があるからです。
また、トップダウンだけではなくボトムアップもおこなってくれる会社だと思います。比較的自由度が高く、上長からも「若い君たちならどう思う?」と意見を求められ、若い人たちも自分の思いを形にできる環境がある。意思を持っている人を大切にしてくれる会社だと感じています。
――印象的なエピソードや、会社の特徴的な考え方などがあれば教えてください。
入社して間もない24、25歳くらいの頃、当時の専務(現社長)に仕事の進め方で疑問に思うことがあって相談しにいったことがあります。新人の意見なんか聞いてもらえないかもしれないと思っていたのですが、真剣に聞いてくれて「君の考えは間違っていない」と背中を押してくれました。
経営陣が社員の目線で話を聞いてくれるかどうかは、実際に働いてみないとわかりません。自分の思いを伝えて、それが間違っていれば訂正され、正しければ支持される。ライフデザイン・カバヤは、しっかりと思いを汲み取ってくれる会社だと思います。
また、「ミスするな」ではなく「ミスはつきものだと考えて仕事をしろ」という考え方を大切にしているのも特徴です。以前、社長から「クレームを起こさないため、ミスをしないために、山岡だったらどうする?」と問われたことがあります。極論を言えば、「ミスをしないためには行動を起こさないこと」です。
でも仕事をしていればミスは必ず起こります。社長が伝えたいのは「失敗を恐れて行動しないのが最もミスを起こさない方法だとしても、それでは意味がない」ということです。同じミスを繰り返すのは良くないことですが、失敗はつきものだから気にしすぎる必要はないと。
社長は常にこの考えを、僕たち課長職や中堅社員に伝えてくれます。僕たちはこの考えを、いかにわかりやすく若手社員や就活中の学生に伝えていくかを意識しています。
仕事を楽しむ。その純粋な思いがモチベーションの熱源に
――山岡さんは仕事に対してとても熱量高く取り組まれていますね。なぜそこまで仕事に本気になれるのでしょうか。
本気になっているという感覚はあまりなくて、ただただ楽しんでいるという感じです(笑)。
でも、同じ価値観を持って進んでいく仲間が増えたらうれしいですね。僕自身、様々な経験や人との出会いを通じて成長してきたと感じているので、そういった経験を仲間にも共有したいと思っています。
楽しそうに仕事をしている人を見るのはとても刺激になります。役員や部長クラスの方々が楽しそうに仕事をしている姿を見ているから、僕も楽しめているのだと思います。
――純粋に楽しんでいるエネルギーが、仕事の熱心さとなって表れていると。
そうですね。僕は「楽しくないとやりたくない」ということを日頃から大事にしています。もっと正直に言えば、根本には「いかに楽をして稼げるか」という考えがあるのですが、本当の意味で「楽」をするためには、やはり仕事が楽しくなければいけないなと。
仕事が楽しくなるのは「できることや任されることが増えた」ときです。
だから今までやったことがないことや、みんなが嫌がることをやり遂げることをポジティブに捉えられるタイプだと思っています。「みんなができないと思っていることを自分がやってやろう」と、積極的に挑戦する気持ちを持っています。
部下や仲間たちにもよく、「楽しいをつくろう」と言っています。10年後にもっと楽しくなるために、今どんな行動を起こすべきかを考えながら仕事をした方が楽しいですよね。
――山岡さんが今後、ライフデザイン・カバヤで実現したいことは何でしょうか。
僕の目標は、今、世界に向かって邁進しているこの会社の牽引役になることです。実はプライベートでも海外旅行が好きで、世界を目指している会社の方向性と個人の興味が合致しているなと思っていて。
世界に出ると価値観が広がります。ただ、海外に行きたい人もいれば、そうでない人もいます。だから自分の考え方を押しつけるのではなく、僕も含め社員みんなが選択肢を持てる会社にしたいんです。努力した人が選べる環境をつくりたいと思っています。
“好き”をより大きくしてくれる環境がある
――求職者の方々、特に若い人に向けて、何か伝えたいメッセージはありますか。
最近、新卒採用に関わる機会があるのですが、若い方々の発言にはいつも感心させられます。僕が就活していた頃は「転勤は嫌だな」や「営業職で数字に追われるのは嫌だ」といった消極的な考えが多かったのですが、今の学生さんたちの発言は素晴らしいものが多いんです。
それがもし、たとえ建前であっても、自分の思いを言葉にできること自体が大切です。入社後も本当にやりたいことを発言し続ければ、どんどん夢が叶っていくと思っています。
そんな若い方々にとって会社選びで大切なのは、実際に社員が楽しく働いているかどうかと、あなたの夢を叶えてくれる会社かどうかの二つだと思います。正直、会社の中に入ってみないとわからないことも多いのですが、だからこそ入社前にこの二つを見極めることが重要です。
転職にせよ新卒採用にせよ、誰しも自分がやりたいこと、やってみたいことを持っていると思います。それを実現してくれる会社、その実現を後押ししてくれる会社を見つけることが大切です。もちろん、自分自身が動かなければいけませんが、その背中を押してくれる会社を見つけてほしいですね。
また、仲間の存在も重要です。僕は前職では同期がおらず、孤独な新卒でした。でもライフデザイン・カバヤなら毎年10数名が入社するので、いつまでも“同期”という特別な仲間がいます。僕も新人の頃に同期がいたら、仕事の楽しさが違ったのではないかなと思っているので、ここも大事なポイントではないかと。
小さい会社だからこそ好きなことができる、大きな組織では夢が叶えられないという印象があるかもしれません。ライフデザイン・カバヤは500名を超える規模の会社ですが、そんなことはないです。
「建築が好き」「ライフデザイン・カバヤが好き」といった思いを持って入社してくれれば、その“好き”をより大きくできる会社だと思います。
(取材・執筆:大久保 崇)
ライフデザイン・カバヤ株式会社の詳細・採用情報はこちらから
ホームページ:https://lifedesign-kabaya.co.jp/
採用情報:https://lifedesign-kabaya.co.jp/recruit/